サロンにいらっしゃるお客様のお悩みのなかでダントツのの1位が「肩コリ」です。
厚生労働省の国民生活基礎調査で肩コリの自覚症状がある人の割合が女性は第1位、男性は第2位と多くの方が肩コリでお悩みです。
お客様のお話を伺っていると、「小学生・中学生の頃から肩コリありました」「もう何年も肩コリで悩まされているんです」「なぜか分からないけど肩コリがひどいんです」という方が多くいらっしゃいます。
なぜ肩コリが起きるのか
肩コリとは
肩コリは筋肉が硬くなってしまっている状態です。
なぜ硬くなってしまうのか。
肩と首周辺には、さまざまな筋肉がありますが、これらは重い頭や腕を支えてくれています。
成人の頭の重さは体重の約10%と言われており、50kgの方だと約5kgが頭の重さです。
意外と重たいですよね!
頭を支えるために肩や首周辺の筋肉は常に緊張した状態になっています。
緊張が続くと筋肉が疲れて疲労物質がたまり硬くなります。
それが血管を圧迫して血液の循環を悪くしたり、末梢神経を傷つけたりして、コリや痛みを引き起こします。
また血行不良になると、筋肉に十分な酸素や栄養がいかず、筋肉に疲労がたまって硬くなります。
日本人は欧米人と比べ、骨格や筋肉量などの違いからコリやすいともいわれています。
肩コリの症状
肩が硬くなり、痛みや重さ、だるさ、頭痛や吐き気、めまいなどの症状もでてきます。
また腕が重だるくなったり、症状もでてくる場合があります。
肩コリの原因とは
肩コリの原因は
・デスクワークや運転など長時間同じ姿勢でいる
・猫背などの姿勢の悪さ
・パソコンやスマホを長時間見ている
・ストレス
・運動不足
・冷え
・身体に力が入りやすい
・寝具が合っていない
・バッグや荷物などいつも同じ方で持つ
などさまざまあり、日常生活が原因に多く関わっています。
姿勢と肩コリ
猫背、悪い姿勢で過ごしてませんか?
肩コリにはさまざま原因がありますが、姿勢に着目してお話させていただきます。
私は以前、街でふとガラスに映った自分や、鏡に映った自分を見た時に「こんなに背中丸まってたの!?」とショックを受けたことがあります。
私自身も猫背でしたし、肩コリに悩まされていました。
猫背とは、猫のように背骨が丸まっている姿勢のことを指します。
肩よりもあごが突き出ていたり、背中が丸まっていると猫背の状態といえます。
他にも腰が反っていて後ろに重心がかかっていたり(反り腰)、片側に重心がかかっていたり、座っている時に足を組んだりすると骨盤が傾き、身体の歪みの原因にもなり、肩コリ以外にも腰痛や関節痛などを引き起こしやすくなったりするといわれています。
パソコンやスマホを見る時の姿勢はいかがですか?
集中して見ているとついつい前のめりになったり、スマホを見ている時にずっと下向きだったりしていませんか?
パソコンやスマホは仕事上でも使う方が多く、長時間使っていると首や肩が痛くなった…なんて経験がある方いると思います。
長時間同じ姿勢でいることも肩コリの原因のひとつです。
姿勢が悪いと起こる症状
姿勢が悪いと肩コリだけでなく、心身ともに色々な影響がでてきます。
身体面
・頭痛
・腰痛
・便秘、下痢
・むくみやすい
・睡眠障害
精神面
・イライラしやすい
・ネガティブになる
・老けて見える
などの影響があります。
また、姿勢が悪いと呼吸が浅くなり、酸素が全体に行き届かないため身体の老廃物が蓄積していき血流が悪くなります。
その結果、冷え症や生理不順、むくみ、吐き気などさまざまな身体の不調を引き起こします。
また、姿勢が悪いと内臓機能が低下するため消化吸収がうまくできなくなり、代謝が悪くなることで太りやすい体質になったりもします。
姿勢が悪いとさまざまな影響がでてきてしまいます。
自分の姿勢をチェックしてみましょう
簡単なセルフチェック方法があります。
壁を背にして立ちます。
かかと、ふくらはぎ、お尻、肩、頭を順番につけていきます。
この時にチェックするポイントは、
1、かかと、ふくらはぎ、お尻、肩、頭が壁にくっついているか。
2、壁と腰との間に手のひら1枚分の隙間があるか。(こぶし1個分でもOK)
どこか1か所でも壁に着かない部分があったり、壁と腰の間の隙間がなかったり、あり過ぎたりする場合には、日ごろから姿勢が悪く、骨格にゆがみがあると考えられます。
肩コリを改善するには
改善するポイント
・ストレッチや運動をする
デスクワークの方の場合は、座りながらでも肩をまわす、トイレや立った際に軽いストレッチをするなどこまめに身体を動かしてあげるようにすると良いです。
運動はストレス解消や気分転換にもなるので、時間を作って始めてみるのも良いと思います。
・シャワーだけでなくお風呂に浸かる
肩コリは血行が悪くなっている状態なので、お風呂にに浸かって温めてあげるのがとても大事です。
あと、冷やさないのもポイントなので
夏場は冷房の冷えから守るため羽織ったり、肩にブランケットをかけたりして調整してあげると良いです。
・寝具を変えてみる
寝起きに痛みがあったり、疲れが取れていない場合は寝具が合っていない可能性があります。
枕は高さのある物より、低めの物を使うと肩と首の筋肉への負担が少なくなります。
・マッサージを受ける
マッサージは血行を良くして筋肉の緊張を和らげる効果があります。
セルフケアだけでは難しい場合もあるので、つらいときはマッサージサロンでほぐすのもおすすめです。リラックス効果も高いので心身ともに良い効果があります。
Mary Vailのマッサージの特徴
当サロンのマッサージは、強く揉んでほぐすような施術はなるべくしないようにしています。
こっている筋肉に強い刺激を与えると、その時は気持ち良いですしほぐれます。
ですが、その後筋肉は押された刺激で戻ろうとしてより硬くなってしまいます。
強く揉まなくても筋肉はほぐれてくれます。
マッサージは気持ち良いか痛気持ち良いと感じるぐらいで受けていただくのがベストだと思います。
痛いと筋肉が緊張してしまい、マッサージの効果が半減してしまうのでリラックスして受けていただければと思います。
まとめ
Mary Vailで肩コリの方におすすめのメニューが
・オイルマッサージ
オイルで流しながらコリをほぐしていきます。
・ほぐし
タオルの上から筋肉をほぐしていきます。
・ドライヘッドスパ
肩首〜頭にかけてほぐしていきます。
となっております。
どのマッサージを受けたらいいのか分からない…という方はお越しいただいてからご相談させて頂きます。
また、ホームケアの仕方をお伝えしたり、商品なども取り扱ってますので日常生活の習慣から姿勢改善を目指すことができます。
肩コリがつらい時は我慢せず、当サロンにお任せください。